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ファイヤーマン 第2話 「武器は科学だS・A・F」

ファイヤーマン 第2話 「武器は科学だS・A・F」
前回の巨大な赤い落下物は隕石だったらしい。
後にSAF隊員となる5人の簡単な紹介の後で、前回の戦闘シーンから。
瓦礫の中から脱出したファイヤーマンは、手刀でドリゴンの三本角を折ると一気呵成に格闘で攻め立てる。最後は必殺技「ファイヤーフラッシュ」でとどめを刺し、見事初陣を勝利で飾ったが、戦闘シーンに水の抵抗が感じられなかったのが少々残念。
また、なぜかファイヤーマンは設定上水中での戦いの方が得意らしい。
地上に戻りふらつきながらも、独特のピースサインで岬の姿に戻るファイヤーマン。

 

その後、海洋開発センターの所長がインタビューを受けているが、資料を見ない限りどこの所長かわからない。「所長」としか言われていないし。さりげなく、岬大介が変身する赤い巨人を記者の一人が命名している。

 

シーマリン内。今回の異変が危機意識を強めたらしい。「我々は我々の力で地球を守らなければならないんだ」と海野博士。地味に重要なセリフがこんな早くに出るとは。

 

岬はその頃、発掘作業を続けていた。海が青い炎のように発光している。光る海水から見つけた原生生物の分析結果が出たらしい。海洋開発センターの開発した宇宙食の成分に似ているのだとか。

 

シーマリン号を訪れる岬。光る海の場所へ海野博士達を案内する。そこでは、化石が赤く発光していた。化石の発光は、岬がやっていた焚火が原因らしい。光る海から見つけた物と同じ原生生物が、骨の化石の中で生き続けていた。それが熱を受けて41度以上になると、大繁殖し発光するのだという海野博士。
いかにも、科学者らしいやり取り……。
あの海のどこかに怪獣の墓場がある。その骨に寄生している原生生物は、火山の爆発やその他水温が以上に上昇するたびに大繁殖する。それを餌に怪獣は生き続けていたらしい。 

 

海を歩いていた酔っ払いの前に突如現れるドリゴラス。航空防衛隊にも協力を要請し、空からも探してもらう事になる。
レーダーに異常な速さで動き回る光。ドリゴラスがいなくなったドリゴンを探し回っているらしい。
突如レーダーから反応が消えるとほぼ同時に、上陸するドリゴラス。
発掘作業中だった岬は、ファイヤーマンに変身。
突然変異した怪獣とは言え、電撃を使えるのが少々不思議な怪獣だと思う。光線を吐いたり、飛ばしたりもできるし。
ファイヤージャンプからの蹴りで一本角を折ると同時に、カラーシグナル(ファイヤーマンにおけるカラータイマーのような物)が点滅。
その後、ファイヤーフラッシュでとどめを刺した。

 

場面は変わり、海洋開発センターの所長から海野博士に政府直属の地球科学特捜隊が作られる事が伝えられる。
水島博士を勧誘に行く海野博士だが、一度は大きな研究テーマに取り組んでいると辞退の旨を伝える水島博士。千葉博士は喜んで入ってくれたらしいが。右腕になってもらいたかったと言う辺り、よほど信頼を寄せているのか。
その後、岬に会う海野隊長。履歴書はマリちゃんに渡しといてくれと言う海野隊長だが、岬の身分証明ってどうなっているのだろうか? そもそも、岬は地底世界から地上に来てからどのくらい経過しているのか? 岬大介/ミサキーには謎が多すぎる。
岬も一度は「お手伝いできないんです」と断っている。
最初一人で戦うつもりだったらしい岬だが、地底人である負い目でもあるのだろうか?

 

SAFは欠員を出したまま、設備が着々と整えられていた。
海洋開発センターの所長によると、宇宙空間からの異常電波をキャッチしたらしい。それは水島博士の領分だった。
水島博士の元にも、宇宙空間から接近中の飛行物体の連絡が届く。
その連絡に出動しようという千葉隊員に対し、不安げな海野隊長。やはり自分達の本分以外だと不安なのか。
それでも出動しようとする海野、千葉、マリちゃんの元へ岬、水島が加入する。一体、どのような心変わりがあったのか少々気になる。

 

性能をアップし、レーザーガンを装備し、戦列に加わったシーマリン号。
マッハ6、宇宙空間飛行も可能なマリンゴンの説明がなされる。いかんせん、地味だが。
SAF基地を飛び立つマリンゴンの描写で第2話終了。

 

感想
科学的な知見から物事を解決しようとするのはいいが、特に命の危険が迫っている状態での謎解きなどでもないため、ひたすら地味な印象。水島と岬がSAFに加わる事を決意する過程が描かれてもよかったとおもうが、尺の都合だったのだろうか?