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ファイヤーマン 第5話 「ジュラ紀へ落ちた少年」

ファイヤーマン 第5話  「ジュラ紀へ落ちた少年」
マリンカーを運転している岬、助手席にいるマリちゃん、スモック現象による汚染列島日本のニュースが流れる中、第5話スタート。
マリちゃん曰く、東都大学の地震研究所では二年前に調査していたとの事。結局何も分からなかったらしい。最初の発生は6年前だという。
オレンジ色の水が岩を流れる描写の後、地震発生。
マリンカーを停める岬。マリンカーのレーザー砲で地震の落石で落ちてきた岩を破壊する。

 

謎の地震について議論するSAF。同じ震源地で、とある山の地下8キロらしい。その震源地一帯の山を調査する事になるSAFだが、水島隊員が例の岩を流れるオレンジ色の水を見つける。
地震が一度発生した後、大きなつくしのような植物を持った少年登場。棒読みの演技で少年に調査場所へ近づかないよう忠告するマリちゃんと、あまり演技が上手いように見えない少年。
そんな中、少年の持っている植物が岬の目に留まる。岬がそれをどうしたのか聞くと、植物採取で来て見つけたと少年。図鑑に出ているジュラ紀の植物みたいと少年は言うが、岬は本当にジュラ紀の植物かもしれないと話す。
これあげるよ、と少年。秘密の場所へ行けば、このような植物が沢山あるのだとか。そこへ案内してくれるよう頼む岬と、承諾する少年を前に、マリちゃんが呼び止める。
「ちょっとだけいいだろ、頼むよ」と笑顔で頼む岬。堅物なのではなく、岬は意外とノリもいい主人公なのかもしれない。あいかわらず、棒読みの演技で呆れ顔をするマリちゃん。
少年の案内した先には例の植物が確かにあった。植物へ近づこうとした時、突如二人の足元が崩れ、二人共地下空間へ落下。気絶していた少年を起こすと、岬は少年に背を向け「さあ、来い!!」と一言。自分で歩けると言う少年とのやり取りを見ていると、岬は子供好きなのかもしれない。
歩き出した二人。転びそうになる少年を岬が支えるシーンがあるが、声だけの演技である少年より岬の方が転びそうだ。
少し歩いた所で、更に地下へ滑り落ちる二人。滑り落ちた先は崖のようになっていて、二人共植物に掴まりながらなんとか耐える。
そこはジュラ紀のような空間が広がっていた。少年を励ます岬は、ファイヤースティックを崖下に落としてしまう。結構な大きさだが、一体どこに携帯していたんだ?
怯える少年と必死に励ます岬。

 

SAF本部に岬がいなくなった事を報告するマリちゃん。
マリンカーで急行する海野隊長。「岬の事だ。今に涼しい顔で現れるさ」と余裕の海野隊長だが、ウルトラシリーズの主人公のような不死身的なイメージはまだ固まっていないと思うが……。
海野隊長にオレンジ色の水について報告する水島隊員。この水が流れている所は、地面がボロボロらしい。調査を海野隊長達にまかせて、水島隊員はオレンジ色の水を分析する事に。
特に有毒な物は無いらしい。温度を上げると、なんらかのガスが発生するが?

 

岬の捜索を続けるマリちゃんと海野隊長だが、マリちゃんが地下空間へ落下し気絶してしまう。
水島隊員がオレンジ色の水について海野隊長に報告するが、調査場所は非常に危険らしい。海野隊長が千葉隊員へ指示し、モグリアンで岬、少年、マリちゃんを救出する事に。
意識を取り戻したマリちゃんが地下空間に戸惑う演技があるが、どうにも棒読み感が……。少し進んだ所で更に地下へ滑り落ちてしまい、岬と少年のいる場所で合流する事に。
岬の指示でトランシーバーのスイッチを入れ、発信するマリちゃん。

 

トランシーバーの発信音に気づいた千葉隊員と海野隊長が、モグリアンで三人の救出に向かう。
唐突に三人のいる場所に怪獣出現。岬が崖から滑り落ち、気絶してしまう。ナレーションのげきを再度受け、気絶から目覚め変身する岬。
怪獣とファイヤーマンが格闘する中、モグリアンが地底空間に到達。海野隊長と千葉隊員がザイルを投げ、マリちゃんと少年を救出する。

 

怪獣の噛み付き攻撃や尻尾の巻き付き攻撃で苦戦するファイヤーマン。
岬を助けるよう懇願するマリちゃんと少年。少年の演技が少々わざとらしい。ファイヤーマンを援護して、怪獣を倒してから岬を救出することに。
怪獣がモグリアンのレーザーで怯んだ所で、ファイヤーフラッシュで怪獣の頭を吹っ飛ばす事で勝利!! 中々、残酷な殺し方にも見える……。
それなりに苦戦していたようにも見えるが、地味にカラーシグナルが点滅していない。

 

その後、岬を救出しモグリアンに戻る一行。泣きつく少年とのやり取りを見ていると、やはり岬は子供好きなのかもしれない。
地上の道路が陥没する中、掘り進むモグリアン。
ジュラ紀を押しつぶした陥没を最後に、続発していた地震は止まったらしい。

 

オレンジ色の水が発生するガスは、発生し続けていたら地球は内部からボロボロになっていたらしい。ジュラザウルスもガスの発生による突然変異のすえ、巨大化したらしい。あのオレンジ色の水は、雨が運んできた大気汚染物質が濃縮されたものだとか。今回は一定温度以上になるとガスを発生させる水が、地熱が原因でガスが発生したという。

 

環境問題のテーマのラジオ放送が流れる中、少年を送り届ける岬。
ジュラザウルスをかわいそうという少年だが、水島隊員の先程の説明を少しでも理解できていたという事か? だったら、少し凄い気もする。
少年と別れた後、海野隊長から地震が発生したと連絡が入る。マリンカーに乗り込もうとする岬で第5話終了。

 

感想
地下空間に広がるジュラ紀というワクワクする描写と、岬の子供好きな一面が垣間見れて中々面白かった。汚染列島日本という表現に、何か時代を感じたが……。